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「一斉保育」と「自由保育」

 今年の夏は後半雨降りの続く、天候不順の夏でした。ずいぶん涼しくはなってまいりましたが、残暑厳しい日もあると思いますので、熱中症にはくれぐれも気をつけて、お子さんがなるべく早く夏休み前の規則正しい生活リズムにもどれるようご協力下さい。


 夏休みを利用して、先日東京で行われた幼児教育実践学会に行ってまいりました。全国から450名という多くの幼稚園関係者が参加し、2日間にわたり、熱心に研修、討議がおこなわれました。
 基調講演は十文字学園女子大学特任教授、お茶ノ水女子大学名誉教授の内田伸子さん(私たち幼児教育関係者の中では、かなり有名で著書もたくさんある)が「どの子も伸びる援助」という題でお話し下さいました。
 この中で保育形態の問題が取り上げられ、「一斉保育(いっせいほいく)」と「自由保育(じゆうほいく)」では、どちらが子どもを伸ばす保育なのかという話題になりました。なお、専門用語なので、多少説明させていただきますが、小学校のように教科書はありませんが、やり方は小学校と同じように、クラス全員で同じ活動をやるのが「一斉保育」で、子どもの自発性を尊重し、活動をなるべく子どもに任せるのが「自由保育」といいます。
 全国の園では、「一斉保育」だけをやるとか「自由保育」だけをやるという園の方が少なく、多くの園は両方を取り入れているというのが実情だと思います。当園も両方を取り入れている園の一つです。
 内田さんによると、自由保育の方が子ども中心になり、自発性が育まれやすいので、語彙力(ごいりょく)や運動能力も伸びやすい結果が出ているとのことでした。そこで、なるべく自由保育を取り入れてほしいと力説されていました。

 私も基本的には、内田さんの意見に賛成なのですが、「一斉保育」には一斉保育なりのよさがあると思っています。例えば、創造的な絵画やデザインを作るにしても、そこには「筆の持ち方」や「ハサミの使い方」などの基本的な技術が伴わなければ決して素晴らしい作品は完成しません。このように基本的な技術や生活のきまりなどの習得には、一斉保育の方が適しています。
 なんでも子どもに任しさえすればいいという現場の考え違えが一番の原因だったと思いますが、小学校の学級崩壊の一因が幼稚園の「自由保育」にあると言われたこともありました。


 子どもにとってこれがすべてということはなかなかありませんので、やはりバランスが大切なのだと思います。「自由保育」のよさを生み出す一番の要因は、やはり「環境」だと考えられます。幸い植樹などを除き、園庭の整備も完成いたしました。
 二学期も自然と触れ合い、自発性や感性など様々な力を伸ばしてもらいたいものです。
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