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子は親の鏡

まだまだ寒い日が続きますが、時折のぞく青空は、春の予感を感じさせてくれます。昨年に引き続き少雪だったために新園舎の建築も予定通りすすみ、先日からは新園舎での生活が始まりました。月組さん・雪組さんは、短い間しか新園舎で過ごすことができなくて申し訳なく思いますが、充実した一日一日を送れることを願っています。
 先日の保育参観、講演会にはたいへん大勢の方々よりお出でいただきありがとうございました。「子どもが健やかに育つ5つのポイント」という題で教育長さんからとてもわかりやすく、楽しいお話をしていただきました。
そのお話しを聞いていて、以前読んだ「子どもが育つ魔法の言葉」(教育家のドロシー・ロー・ノルトさんと精神科医のレイチャル・ハリスさんの共著)の言葉を思い出しました。
その巻頭言の文章がとても参考になると思いますので、ご紹介いたします。
=子は親の鏡
 けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
 とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
 励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
 広い心で接すれば、キレる子にはならない
 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
 愛してあげれば、子どもは、人は愛することを学ぶ
 認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
 見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
 子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
 やさしく思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
 守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
 和気あいあいとした家庭で育てば、
 子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる=
 今年度も一カ月を残すばかりとなってしまいましたが、教育目標の一つでもある、「のびのびとたくましく」過ごしてほしいと思います。           - 園 長 -

                                
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すべてのものに感謝の気持ちを

 アッと言う間に今年最後の月となってしまいます。今年はとても大雪になるという予報もあるそうですが、あまり大変なことにならないように祈るばかりです。10日の発表会には大勢のみなさまのご来場をお願い申し上げます。
 先日、教育委員会の視察で新潟市南区(旧白根市)にオープンした、新潟市アグリパークに行ってきました。この施設は、農業に触れ、親しみ、農業を学ぶ場を提供する、日本で最初の公立教育パークとして新潟市が作ったものです。
 ここでは大人だけでなく、小学生や幼稚園、保育園の子どもたち用のカリキュラムも用意されているので、授業や保育の一環として訪れることもできるのだそうです。広い畑では季節ごとに栽培されている野菜を採ることやそこでは実際に乳牛やヒツジ、ヤギなども飼われていて、牛の乳を搾ることなどもできるのです。
 当日、説明していただいた館長さんの言葉がとても印象に残っています。館長さんは小学生や幼稚園、保育園の子どもたちに必ず説明をするそうです。「このお母さん牛から搾ったお乳は、本当は子牛たちのためのものであり、それを人がもらうのだから、決して無駄にしてはいけないよ。」とか「このお母さん牛から生まれる子どもは男の子も女の子もいるけど、女の子はまた乳牛になるのでまだいいんだよ。かわいそうだけれど、男の子は2歳ぐらいになるとみんな肉になってしまうんだよ。」と。
 実は私も以前から、「乳牛は肉牛と違い、乳牛として一生を過ごすのだろうか」と疑問に思っていました。酪農家が多い北海道などとは違い、小千谷では身近に聞ける方がいなかったので、ずっと疑問になっていたのでしたが、最後に説明を受けました。何とこのお母さん牛たちもやがては肉になってしまうのだそうです。しかも、2年くらい乳搾りを続けるともうほとんどお乳はでなくなってしまうので、このお母さん牛たちの運命もその時までなのだそうです。
 人間のために乳搾りを続けたのに、結局は肉となってしまう。改めて現実の厳しさ、残酷さを知り、愕然としました。帰りがけには、とても辛くて牛たちと目を合わせることはできませんでした。
 牛肉というと、とかく私たちは「霜降り肉」とか「○○牛」とか、おいしさや高級感ばかりにとらわれています。「おいしく食べる」とか「楽しく食べる」ことも大切なことなので、否定するつもりはありませんが、かけがえのない大切な「命」をいただいていることも事実なのです。それらに対して、手を合わせて、「いただきます」と感謝の気持ちを表すのは、当然のことだと思います。
子どもたちには少し難しいこのことを先日のお参りの時に話をしたのですが、間違いなく親御さんに伝えてくれたお子さんがいて、私のほうが感激でした。
 - 園 長 -

「 森と星空が教えてくれること 」

毎日、本当に暑い日が続いておりますが、梅雨明けはもう少し先のようです。熱中症などにならないよう、体調には十分ご注意下さい。
先日、加賀乙彦さんの著書、「不幸な国の幸福論(集英社新書)」を読みました。その中で「森と星空が教えてくれること」というところがとても参考になると思いますので、ご紹介いたします。
=私は森が好きで、年に何度か信濃追分に滞在し、森の中を歩きます。人間がひとくくりにして橅(ぶな)や楢(なら)などと名づけた木々の一本一本が千差万別の命として存在し、風で枝や葉が擦れ合って音楽を奏でる。目を凝らすと、あちらこちらに多種多彩な虫がいて、小鳥たちがさえずり、花が咲いている。見あげれば、梢の隙間(すきま)から空が見え、雲が流れていく。
 森の美に浸りながら散歩していると、自分もまた自然の一部なのだということをしみじみと感じます。身も心もリラックスし、東京で暮らしているあいだにパサパサに干からびてしまった私という命の中心から、またエネルギーがこんこんと湧き出してくる。
 晴れた日には毎晩、外に出て空を眺めます。懐中電灯が照らす足元だけを見ながら畑の真ん中まで歩き、スイッチを消しておもむろに空を見あげると、まさに降るような星空。ときには新潟の海岸まで、遮るもののない日本海のうえにかかる満天の星空を見にいくこともあります。
 この星の一つひとつが、光の速さですら何年も何百万年もかかる遥か彼方にある。今、私を魅了している輝きは、恒星の核融合反応によって気が遠くなるほど昔に発せられたもので、あの星自体はもう消滅しているのかもしれない・・・・・・などと考えながら星空を眺めていると、人間という存在のちっぽけさ、命のはかなさを否応なく思い知らされます。と同時に、瞬く星々にやさしく見つめ返されているようで、心がシーンと静まってきます。
 そんなふうに、ときどき自然―――人間によってコントロールされた偽物の自然ではなく、大いなる自然の営みのなかに身を置くことは、幸せに生きるうえで欠かしてはならないことでしょう。単に、自然に触れることで癒されたり元気をもらったりするためではありません。ヒトという種が肥大させてしまった傲慢さに歯止めをかけるためです。
 自然から遠く離れた結果、日本をはじめ先進国と呼ばれる国の人間は傲慢になり、自分たちもその一部である自然を破壊してきました。その結果、多数の動植物を絶滅させ、発展途上国の人々を犠牲にし、人類全体の未来さえ危うくなっているというのに、目先の利益を求めて未だに環境を破壊し続けています。
 この半世紀のあいだ、エスカレートする一方だった愚行にそろそろストップをかけなければ、本当に手遅れになってしまうでしょう。そのための知恵を私たちに授けてくれるのが、自然なのだと思います。=
 みなさんも夏休みでいろいろなところへお出かけになることと思います。決して、テーマパークなどを否定するつもりはありませんが、人間が作り出した物は、人のこころに働きかける上でやはり限界があります。
 何もわざわざ遠くまで行く必要はないのです。ごく身近にある自然のもの、加賀さんの言われるように星空を見てその不思議さに感動したり、夕日の沈む美しさに感動したり、海の波音に耳を傾けたりと身の周りにもいろいろなものがあります。
 自然と触れ合い、感動する、そんな体験の多い夏休みをお子さんと一緒に過ごしていただきたいものです。
                                    

「迷惑」を許す寛容な心

 4歳児、5歳児さんの川井小学校での1カ月もアッと言う間に過ぎてしまい、7月からは仮園舎での生活となります。出来る限り不自由のないようにと職員みんなで考えたつもりですが、今までの園舎に比べれば、広いとは決して言えません。ご不便をおかけすることも多々あろうかと思いますが、どうかご容赦いただきたいと思います。


 先日の新潟日報に、作家の雨宮処凛(あまみやかりん)さんが、『「迷惑」を許す寛容な心』という題で保育園建設問題に触れられていました。とても参考になると思いますので、ご紹介させていただきます。

=保育園問題が大きな注目を集めている。(中略)
 報道によると、子どもの声がうるさい、車が増えて危ないなどの理由で住民との調整がつかず、開園が中止・延期されている保育園は全国で13カ所にも及ぶという。待機児童問題の一刻も早い解決が叫ばれているが、なかなか難しいようだ。
 さて、この「子どもがうるさいから保育園反対」について、あなたはどう思うだろうか。もちろん、静かな住環境が大切という人の気持ちもわかるが、私は少し、悲しくなる。なぜなら、子どもはだいたいうるさいものだからだ。そうして自分の子どもの頃を振り返ると、一体何が楽しかったんだか、毎日毎日奇声を上げて走り回っていたという思い出しかない。そして、そのことが、大抵「元気」と褒められた。逆に小学生ぐらいになって周りの目を意識して大人しくなると、「どうしてそんなに大人しいの」と言われ、時に体調不良を心配された。私が子どもの頃の昭和50年代には、場所も何もわきまえずに「元気でうるさい子ども」でいることが許されたのだ。
 それが今、子どもがのびのび過ごすべき保育園が「迷惑施設」のような扱いを受けている。(中略)
 他の国ではどうなんだろう?そう思って友人のフランス人に聞いてみたところ、彼はフランスの両親に電話してくれた。答えは「フランスではそんな問題は聞いたこともない」とのこと。少子化対策に成功した国の子ども・子育てに対する意識の違いがうかがえる。
そうして強調しておきたいのは、隔離し、接する機会がないと他者は簡単にモンスター化するということだ。「うるさい子ども」というモンスターがいるわけではない。あなたの過去の姿だ。日本では、多くの子どもが「人に迷惑をかけるな」と言われて育つ。しかし、インドでは「あなたが生きる上でたくさんの迷惑をかけているんだから、人の迷惑を許してあげなさい」と教えられるという。
寛容な社会の方がきっとみんなが生きやすい。保育園問題から、あらためてそう思った。=

元気な声や姿の子どもたちが、必ず将来の日本を担ってくれるはずです。それさえも許さない寛容性のなさがあることに対して、日本の将来に不安も感じます。
 - 園 長 -

「親も楽しく読み聞かせ」

先日の杉の子会総会の席上で、月刊絵本購入再開のお願いをさせていただきましたが、幼稚園でも十分活用しますので、ご家庭でもお使いいただければ幸いです。
 以前の朝日新聞に「親も楽しく読み聞かせ」という題で、白百合女子大の田島信元教授(発達心理学)に、子どもに絵本の読み聞かせをするときのポイントを聞いている記事が載っていました。とても参考になると思いますので、ご紹介いたします

――――何歳から始めるのがいいですか。
 生後半年ごろからです。この時期は絵本をさわったり、なめたりして遊びますが、それで大丈夫。1歳半ごろまでは、子どもの興味にアドリブで応じて。途中で他のおもちゃに興味を示したら遊んでもいい。きちんと読む必要もなく、リンゴの絵があったら、「リンゴ好き?」「食べてみたいね」など自由にやりとりをして下さい。

――――この読み方はいつごろまでですか。
 1歳半をすぎた頃から、子どもは少しずつ、黙ってお話を聞くようになってきます。やりとりをしなくても、頭の中で「リンゴがおいしそう」などと考えられるようになってきたのです。そうなったら、子どもから話しかけてきた場合以外は読み続けてください。
 そのかわり、読み聞かせが終わったら、関連した遊びを。ホットケーキの絵本なら、ホットケーキを作るごっこ遊びをしたり、絵を描いたり。絵本の続きを考えるのも良いです。
 ただ、「おもしろかった?」などと感想は聞かないで。読み聞かせ中に「感想をどう言うか」を考えるようになり、絵本そのものを楽しめなくなってしまいます。

――――読み聞かせはいつまで?
 小学校低学年くらいまでは誘ってあげてください。子どもが嫌がったら無理しないで。
――――鬼などが出る怖い絵本をしつけに使っていいですか。
 イソップなどの童話はもともと、子どものしつけのために作られたものが多い。「これをしたら鬼が来るかも」などと考えられるようになるので、使っても良いとは思いますが、子どもが委縮してしまうこともあるので、多用はしないでください。

――――1日に読む冊数は多ければ多い方がいいですか。
 冊数より読み方が大切です。
「何冊読まなければ」という義務感で読み聞かせをすると、子どもの様子を見落としがちに。冊数は少なくても、子どもと一緒に楽しむことが大事です。

 田島さんもお話しされているように、絵本が好きになるきっかけはやはり「楽しい」ということが一番です。これは絵本に限らず、子どもの遊びや活動すべてにいえることです。みなさんも義務感にならないように、一緒に絵本の世界を存分にお楽しみ下さい。
プロフィール

おぢや幼稚園

Author:おぢや幼稚園
小千谷認定こども園の園日記です!
園での出来事や、園長先生からのお話などなど
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